日 時 2005年6月24日(土) 15:00〜17:00
会 場 大さん橋ホール (横浜港国際旅客ターミナル内)
内 容 「焼酎・泡盛大試飲会」
初夏の日差しになった6月25日土曜日。今回は大さん橋ホールにはじめて会場を移して開催された横浜焼酎委員会恒例のイベント、「第4回本格焼酎・泡盛横浜大選集」は、1000名の来場者で賑わった。
会場中央に並べられた陳列焼酎銘柄は実に260銘柄。 出展蔵元数も32蔵といままでの最大級。芋、麦、米、酒粕、黒糖、泡盛など原料の種類毎にグループ分けされ、色別の大きな風船で会場のどこに何があるかすぐに見分けがつくように工夫されていた。
サブテーマに「蔵元さんと語ろう」を掲げて、出展参加された蔵元さんと来場者が造り手と消費者という立場に立った相互の交流が図られた。蔵元自慢の焼酎を注いでもらったマイグラスを片手に蔵元さんと語り合う光景が会場のあちらこちらで見受けられた。
オープニングイベントが終わって、ステージ後ろのカーテンが開くと、そこは横浜港を一望できる一面ガラス張りの大きな窓。
焼酎を味わいながら行き交う船を眺める。横浜港ならでは風景だ。
「焼酎は臭い。焼酎はおやじの酒だ。」 なんていうのは、今どきナンセンス。昨年にも増して女性の来場者が目立った。こうした熱気に蔵元さんからも、「若い方や女性の方が増えているのにびっくりもし、また将来に向け明るい希望を見た感がし、心強く感じました。」と感想が寄せられた。
会場の大さん橋ホールはとにかく広い!
収容1500名ともいわれるホールは2000平米。大さん橋の突端にあるだけあって広いし長い。その両脇に32蔵の蔵元ブースが並ぶ。端から順番に蔵元ブースを訪ねて、九州全域から沖縄までを満喫できる。
卓上に整然と陳列された焼酎260銘柄。1枚の写真に収まりきらない。
Y-Chu(横浜焼酎委員会)コーナーでは、「違い飲み比べ」として、タンク貯蔵と樽貯蔵、ろ過と無濾過、の焼酎を10銘柄用意して比較してもらった。
今や入手困難銘柄である「森伊蔵」「村尾」「伊佐美」。これに対するはレギュラー中のレギュラー、鹿児島の定番「黒伊佐錦」、宮崎の定番「黒霧島」、そして日本の芋焼酎の定番「さつま白波」。 これら6本の芋焼酎をラベルを剥がして用意した。ラベルで焼酎を飲むのではなく、自分の味覚・嗅覚で飲み比べてもらった。
原料によって6つに分かれたゾーンを当委員会のナビゲーターが参加者と一緒に巡り、各ゾーンの焼酎の特徴や試飲のポイント、参加している蔵元さんの特徴などを解説した。
鹿児島の遊戯「なんこ」。いわゆる数当てゲームですが、これが結構ハマります。酒席の遊びとしては最適です。この「なんこ」の遊び方をご紹介しながら勝負に負けたらここでも焼酎もう一杯。
直燗球磨焼酎。ここでは球磨焼酎の「直燗(じきかん)」を紹介します。かつて球磨焼酎は水で割らずに「ガラ」という酒器で直燗して飲まれていました。球磨焼酎の25度、35度、40度の3種類を用意し、度数を感じさせないうまさを堪能していただきました。
「焼酎はたくさんあるけど、お料理を口にできなかった」という昨年の反省から、今年はイズミ産業さんの協力で寿司の引換券を用意し来場者全員に配布した。もちろんセンターテーブルにもたくさんの料理が並べられていた。
後援
横浜市、朝日新聞横浜総局、読売新聞横浜支局、毎日新聞横浜支局、神奈川新聞社、日本経済新聞横浜支局、産経新聞横浜総局、FMヨコハマ、TVKテレビ、アールエフラジオ日本、横浜商工会議所
協力
株式会社有隣堂、横浜ロイヤルパークホテル、株式会社横浜アーチスト、株式会社イズミ産業、エミリーズバルーン株式会社、鹿児島くみあい食品株式会社、株式会社山川食品、株式会社有村屋、かごしま遊楽館