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活動報告/例会報告

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焼酎例会「岩倉酒造の酒をたのしむ」

開催報告
開催日 2010年11月20日土曜日 18:00~19:40
会場 中区野毛地区センター
参加者 21名(会員15名・メール会員6名)
出品焼酎銘柄 「月の中」「月の中(杜氏のお気に入り)」「くらら」「妻」「妻限定原酒」「三段じこみ」「なに見てござる」 計7銘柄

横浜焼酎委員会「例会」が久々に開催された。
今回は「月の中(つきんなか)」でお馴染みの岩倉酒造の酒を比較テイスティングしながら じっくりと味わってみた。

仕事の都合で欠席となった井出さんに代わり、急遽 鈴木さんが本日の解説と進行の担当となった。あまり時間がない中で資料を作成したが、本日の岩倉酒造さんのこと、試飲銘柄の解説はもちろんのこと、宮崎県の焼酎についてや焼酎業界の説明などがパワーポイントを使ってまとめられていて、分かり易く解説された。

「月の中」 はじめ本日の焼酎銘柄についてもスクリーンを使っての説明を聞きながら早速試飲である。参加者には大選集で使ったグラスと2オンスのプラカップが2個ずつ配られ、まずは「月の中」 と「月の中(杜氏のお気に入り)」 の比較テイスティングだ。
 「月の中」に対して「杜氏のお気に入り」は無濾過の芋焼酎だ。比較してみると確かに無濾過の方が荒々しさがあって、ガツンと来る飲み応えを感じた。
 続いて、月の中の姉妹品という「くらら」。こちらは酵母をかえて作られた銘柄である。

「妻」 と「妻限定原酒」。 名前の由来は、妻を思いやる気持ちから付けられたとか、ご主人が西都市の妻高校出身だったからとか諸説あるらしい。こちらの試飲は度数が違うので単純には比較が難しい。

「三段じこみ」 は米麹と麦麹を順番に使って仕込んだ焼酎で芋焼酎のような甘さより、さっぱりした中にもしっかりとしたコクが感じられた。

「なに見てござる」。 中でもひときわ目立つ古風なボトルに詰められているのは、1966年仕込みの秘蔵米焼酎だ。

ネットやオークションなどでもてはやされているプレミア銘柄がある中で、こちらもたいへん入手が困難であることは間違いない。ご家族で製造しておられるのでそもそも仕込みの本数からして少ないのだが、そのような小さいけれど旨い焼酎を造り続けてこられた蔵元の焼酎を私たちは大切にしたいと思う。

 


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岩倉酒造の酒本日の進行次第くらら場内風景2会場内風景

 
 
 

2010山形芋煮会

開催報告
開催日 2010年10月16日土曜日 13:00~15:50
会場 横浜市青葉区 畑の脇

 

横浜焼酎委員会正会員51名のうち山形県出身者が5名という一大勢力派閥?の、
「いちど、皆さんに 『山形芋煮』を食べさせたい。」 との想いが実現した。

秋らしい天候になった10月中旬、天候は晴れときどき曇り。気温23度、湿度48%。
場所は横浜市青葉区の緑に囲まれた静かな場所。
天候は最適。ロケーションも最高。

秋のいち日を 山形芋煮と山形郷土料理をおつまみに焼酎と日本酒をゆっくり味わってみた。

大選集が終わった7月、山形県出身者5名が集まって芋煮会開催の相談に集まった。
山形芋煮と言えば具は・・・  なにを入れるのか。というところまで話が進んだら、庄内の芋煮と、内陸版芋煮は、全く違うことが分かった。内陸版芋煮は牛肉にしょうゆ味。一方日本海側庄内地方の芋煮は豚肉に味噌味である。
どちらの出身にしても「芋煮」と聞いて、イメージするのはそれぞれの郷土の芋煮!
譲るわけにはいかない。ということで「芋煮鍋」は二種類を作ることになった。
地元の芋煮会ではそれほどメニューは多くないが、山形県人が集まってメニューを考えたらあれもこれもと取り留めがない。結局、テーブルは山形郷土料理で埋め尽くされた。

今回のメニューは、
芋煮鍋2種、玉こんにゃく、だし冷や奴、菊のおひたし、あけび味噌炒め、 だだちゃ豆のおにぎり、ずんだ餅、青菜漬け、赤かぶ漬け、のし梅、ミルクケーキ、でんろく豆、うどん、枝豆。

一番上の写真は、大鍋に作った「内陸版芋煮」。これが牛肉にしょうゆ味だ。

材料の あけび、里芋、玉こんにゃく、もってのほか、青菜漬け、赤かぶ漬け、などは山形から取り寄せた。あけびは中を食べるのではなく、種を出して肉の味噌炒めを中に詰め、この紫色の部分を油でこんがり炒めていただくのです。

山形の酒は
焼酎   十四代、鬼兜、
日本酒  山海の夕風、出羽桜、
その他の焼酎  伊佐美、月の中、萬年、宝満、篤姫、八千代伝、純粋、 

山形の郷土料理に舌鼓を打ち、自然の中で昼間から旨い焼酎と山形の日本酒を味わう。
酒好きにとってとても楽しい一日だった。

 


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内陸版芋煮

山形郷土料理全体風景あけび

山形の酒

 

 
 
 

2009中秋の名月

開催報告
開催日 2009年10月3日土曜日、中秋の名月。
会場 みなとみらい地区 臨港パーク

 

酒の飲み方にもいろいろある。

焼酎なら原料にこだわる。お湯割りロックなどの飲み方にこだわる。おつまみにこだわる。
今回は、雰囲気におもいっきりこだわって、野外で「中秋の名月」を愛でながら焼酎を思う存分楽しんでみた。

天気予報が目まぐるしく変わる秋の空。
朝からの雨、昼過ぎにも雨、やっぱり今日は無理だろうか?
夕方からは何とか曇りの天気予報に実施を決断。

そんな危うい天候の下、予想を超える人数が集まった。
飲兵衛が集まるとなんでも宴会の口実にしてしまう。

お月見には、すすきとお団子でしょ! ちゃんとお供えして。
銘柄も贅沢に奮発しました。

なんせ中秋の名月と言えば、別名:芋名月というくらいですから、つまみにもかぼちゃを入れ、焼酎は芋焼酎が中心というこだわりよう。
野外で身体が冷えるから、お湯割り用にお湯をたくさん用意。

あたりはすっかり暗くなり、夜も更けて、雲間からきれいなお月様が顔をのぞかせてくれました。

中秋の名月を愛でながら 月明かりで戴く焼酎。
これまた最高です。

お花見の季節には、早くから席取りをしなければなりませんが、このお月見会場は貸切状態。 楽しみ方も実に横浜焼酎委員会流なのです。

公園の芝生の上にシートを敷いて、かぼちゃの煮物と出前ピザに芋焼酎のお湯割りを一杯。

今回は、噂を聞きつけたメール会員さんが5人も参加してくれました。

最後は、いつもの野毛の「鳥どり」で。
お仕事で遅れてきた人、夜風は身体に悪いという人とも無事に合流。
お月見からの余韻を引きずって、夜遅くまで楽しい飲み会が続いたのでした。


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掬ぼれの集い「焼き牡蠣パーティー」

開催報告
開催日 2008年11月15日(土)
会場 みなとみらいMMタワーズ BBQサイト
テーマ 「焼き牡蠣パーティー」
参加者 52名(会員25名・メール会員27名)

出品焼酎銘柄 「利右衛門(新酒)」「桜島(新酒)」「薩摩無双(新酒)」「薩摩白波(新酒)」「文蔵35度」「黙壺子」「六調子(特吟35度)」「くじら」「角玉」「さつま寿」「有泉」「風来坊」その他 計40銘柄

今回の掬ぼれの集いは、「松島から牡蠣を取り寄せて、焼き牡蠣パーティを楽しもう。」と企画してお知らせしたところ、瞬く間に予定していた人数を大きく上回る申込みがあり、その胃袋を満足させるためにメニューと食材の追加に追われました。
取り寄せた殻付き牡蠣はついに800個。その他にも剥き身牡蠣を3kg。その量の多さに松島漁協のおばちゃんにも呆れられる程でした。

会場は、横浜みなとみらいのど真ん中、タワーマンションに併設されたBBQサイトを使って都会の中のアウトドアとなりました。
参加した人数は、最終的に正会員25名、メール会員27名の合計52名となりたいへん賑やかになったのは言うまでもありません。メール会員の方も含めて役割分担をお願いし、牡蠣剥き班、焼き牡蠣班、豚汁班、丸鶏雑炊班など、快くお手伝いくださりご参加の皆様のご協力によりほとんどの食材を平らげ、どれも美味しく頂きました。

もちろん生牡蠣は、産地直送で当日の午前中に到着したまだ活きたままの殻付き牡蠣をその場で剥いたので最高。レモン汁だけでも、またレモンなしでも戴けるおいしさです。貝の中にまだ豊富に海水を含んだ牡蠣は焼いても汁が出てきて誠にジューシー。牡蠣料理のメニューはまだまだ続き、牡蠣のトマトチーズ焼。牡蠣フライと実にみごとに牡蠣を堪能しました。毎回、千葉館山から参加している正会員の諫山さんには、現地の名物「なめろう」を今回のメニューに特別にとお願いしていたところ、当日の朝捕れた鯵、しかもこれが希少な黄金鯵(きんあじ)、脂が載って最高の材料でこれを丁寧に時間を掛けてたたいて、現地でも食べられない程の仕上がりの本物の「なめろう」をいただきました。その他にも「鯨のたれ」「さんが焼」も人気でした。ご協力くださった館山の皆様に感謝いたします。

今回の焼酎は、芋焼酎の新酒が出回る時期なので、新酒をいくつか取り揃えたほか、尾込商店の「さつま寿」の3日前割り焼酎を黒ジョカで温めていただきました。少し寒くなりかけたこの時期、温かい芋焼酎と牡蠣は最高のマッチングです。

アウトドアならではのダッチオーブンを使った丸鶏一羽をそのまま煮込んだ鶏雑炊は、豚汁とともに今回の焼き牡蠣パーティーの仕上げの一品となりました。

全員集合


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牡蠣剥き牡蠣剥き鶏ぞうすい焼き牡蠣牡蠣フライ豚汁
 
 
 

焼酎例会「球磨・寿福酒造場の酒を味わう」

開催報告
開催日 2007年10月20日(土)
会場 野毛叶家 3階
テーマ 「球磨・寿福酒造場の酒を味わう」
~寿福亮子さんを囲んで~

参加者 28名(会員19名・メール会員9名)
出品焼酎銘柄 「武者返し25度」「武者返し35度」「武者返し43度」「寿福絹子(麦焼酎)」「寿福きぬ子(ハナタレ)」計5銘柄

 今回の例会は、寿福亮子さん(寿福絹子さんご令嬢)を熊本よりゲストとしてお招きして、酒造場の様子などを伺いながら、球磨焼酎「武者返し」をはじめとする寿福酒造場の焼酎を堪能しました。

球磨焼酎と言えば直燗(じきかん)。度数高めの焼酎を水で割らずに直接燗付けする飲み方で、「本格焼酎・泡盛横浜大選集」の人気コーナーのひとつです。
大選集では、会場の大さん橋ホールが「火気厳禁」の都度で湯煎して味わってもらっていますが、本来はその名の通り「直燗!」。ガラを直接火に掛けて温めるのが正しい飲み方だ。 今回は写真の通り、直燗でじっくりゆっくりと楽しみました。
6つのガラに、25度、35度、43度 と3種類の度数の「武者返し」を入れて直燗したもの、さらにお燗をしないもの、などなどを比較しながら存分に味わった。燗付けしたものとしないものとでは、口に入れた時の柔らかさがなんでこんなに違うのでしょうか。燗付けすると「武者返し」が急にやさしい焼酎になるんですね。
氷で満たしたグラスに、直燗した「武者返し」を注いで急に冷やした飲み方が「直燗ロック」。という飲み方があることも亮子さんに教わりました。ロックなのに直燗で出てくる焼酎の柔らかさが加わって違う味わいになるなんて信じられません。飲む時の温度は、生でロックと一緒なのに味が変わるのです。

最後にとっておきの冷凍「ハナタレ!」
冷凍庫で充分冷やした初溜取りハナタレは、当日も会場までドライアイスに入れて持ち込んだ。容器から取り出すと見る見るうちに瓶の外側が霜で白くなる。ハナタレは、度数が高いので凍らずに粘度が高くなるだけで瓶の口元からタラ~ッと出てくる、チョクに受けて、キュッと口に含むと口の中で一気に蒸発するように口いっぱいに広がる。最高の楽しみ方だ。

今回、ゲストとして参加してくれた寿福亮子さんは10月が誕生日だとか。会場の皆でハッピーバースデートゥーユーの大合唱で幕を閉じた。


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焼酎例会「芋焼酎の新酒を味わう」

開催報告
開催日 2006年11月23日(木・祝)
会 場 野毛地区センター 和室
テーマ 「芋焼酎の新酒を味わう」「芋の試食」
参加者 16名(会員9名・メール会員7名)
出品焼酎銘柄 「紫(ゆかり)」「相良兵六」「さつま寿旬」「あらあらざけ」「晴耕雨読」「晴耕雨読(新酒)」「八重桜」「八重桜(新酒)」「万年(新酒)」計9銘柄
試食芋銘柄 「黄金千貫」「安納紅」「紅さつま」「種子島ゴールド(紫芋)」

 当初開催を予定しておりました、移動居酒屋「酒の手帳」のご主人、荻本文雄さんを招いての「酒の手帳を楽しむ会 in 横浜」は、事情により開催見送りとなり、代わりに横浜焼酎委員会の11月例会の恒例となりつつある、「芋焼酎の新酒を味わう」を開催しました。

11月は新酒の季節・・・って、ボジョレーヌーボーの話ではありません。芋焼酎の話です。
11月1日は本格焼酎の日とされているように、11月はまさに焼酎づくりの本格化する時期。
そんな中でも、芋焼酎は今年の仕込みは終盤を迎え、そして、ちまたには芋焼酎の新酒が出回るようになりました。

今回は、蒸溜したての風味の残る蔵元直送の新酒も交え、芋焼酎の原料芋をつまみに、芋焼酎の新酒を味わい、秋の午後、新酒独特の風味をお湯割で楽しんでみました。

 蒸かした芋は、「黄金千貫」「安納紅」「紅さつま」「種子島sゴールド」。そして、おまけに町で普通に売っている「さつまいも」も焼き芋(右上の写真)にしてみました。下の写真の4種類の芋を比較してみてください。

黄金千貫(写真左上」は、芋焼酎の原料としてでお馴染みですね。多くの芋焼酎の原料に使用されています。蒸かし芋で食べると甘みは少なく淡泊な味ですが、これが焼酎になると洗練された味になるんですね。焼酎になると芋そのものの味より発酵して熟成したアルコール分の味ですから蒸かし芋からその味を想像することすらできないのは当然かもしれません。
種子島ゴールド(写真右)」は、切ってびっくり、紫色です。紫(ゆかり)という芋焼酎の原料に使用されています。なるほど名前通り紫芋です。
安納紅(写真左下)」は、栗の味か日本カボチャの味に似てマッタリとした甘さがあります。
紅さつま(写真右下)」は、芋焼酎「相良兵六(紅薩摩)」の原料に使用されています。「紅さつま」

蒸かし芋を頬ばりながら、芋焼酎を一杯。南国の味を存分に味わいました。芋焼酎といっても搾りたてがこれまた味を引き立たせてくれます。生で比較すると荒々しさ持ったクセを感じる新酒もお湯割りにすると味が一変。ほんわり焼き芋のような香りが漂った独特の味に生まれ変わります。

今回は昼間からの例会になりましたが、祝日の昼下がりゆっくり芋焼酎に浸ることができました。

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芋焼酎例会風景蒸かし芋蒸かし芋の種類例会風景2

 
 
 

焼酎例会「園の露を味わう」

開催報告
開催日 2005年10月15日(土)
会場 野毛地区センター 和室
テーマ 「園の露を味わう」
参加者 20名(会員16名・一般4名)
出品銘柄 「園の露」「園の露(原酒)」「ヤマフル」「武者返し」「豊蔵」「園の露(芋)」計6銘柄

 横浜焼酎委員会会員が訪れた「園の露」の蔵元、川崎醸造場さん。その時の写真をスライドショーで上映しながら園の露を味わう。そんな企画で今回の例会が開催された。
今回の講師は会員の井出さんが務め、川崎醸造場へ向かう日向からスライドが始まった。宮崎県の山々はそれほど標高は高くはないものの、いくつもの山が入り組んだ山奥へと車が進んで行く。小さな村落を見下ろす高台に川崎醸造場がある。スライドを見ているだけで山奥のひんやりした爽やかな空気を首筋に感じるようだ。このような空気のいい所で「園の露」は造られている。製法は昔ながらの伝統を守った醸造で、一筋に味を守り続けてきた様子が伺える。
さて、早速「園の露」を味わってみた。米焼酎の中では、ソフトでありながら芳醇な味わいを持つ。どちらかというと日本酒に似た甘みさえ感じる焼酎だ。
今回、特別に入手したまぼろしの「原酒」も参加者一同少しずつながら味わうことができた。
先の台風で、川崎さんの店舗が(醸造蔵は大丈夫)被害に遭われたそうだが、私達焼酎好きのためにもこのようなうまい焼酎を造り続けてほしい。

 例会が終わって今回の「掬ぼれの集い」は、例会会場から徒歩7分、秋田比内地鶏を料理する「平戸庵桜木町店」。焼酎は大概の料理に合うけれどやきとりに焼酎というのは最高ですねぇ。それに今回は高木店長の計らいで鳥シャブと焼酎。焼酎は例会の6銘柄を加えて実に30銘柄。焼酎の試飲会にも匹敵する程の種類が用意された。もちろんあるだけ飲み放題。
あっと言う間に2時間半が過ぎ、お開きへ。最後にジャンケン大会で一人1本ずつお気に入りの焼酎をお土産に散会となりました。

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例会風景例会風景スライド例会風景3